「かもいと、二本の門柱にある血をご覧になれば、
神はその家を過ぎ越されて,あなた方の家に入って打つ事がないようにされる。」

聖書の出エジプト記の 12 章 22 〜 24 節 に書かれてる、「エジプト脱出記念」と同じです。
「エジプトを出て新しい地に着いた時に、この記念の行事を永遠に守りなさい。」 ( 日本聖書刊行会・新改訳聖書 )

日本語とヘブライ語を比べてみても、エルサレム宮殿のヘロデ門にある菊花紋をみても、
モーセが神の啓示を受けて、エジプトを脱出した時のイスラエル民族で、ヨセフの子孫であること、
伊勢神宮にある六芒星をみても、日本人が聖書に記された12部族の中の一族であることが解ります。

南風原町には、イソプの木も羊もいないので、桑の葉と魔除けのサンと牛の血 ( レビ記1章1節 〜 5節 ) に変えられています。


 
「魔物や妖怪を追い払う行事」として、沖縄県南風原町で、今でも数名の長老達により毎年行われています。( 3,500年も続いています。)

 

桑の葉とサンの束を、バケツに入っている牛の血に浸して自宅に持ち帰り、かもいと門柱に結び付けて神様に祈りを捧げます。

写真にはないのですが、私が幼いころまでは、桑の葉とサンの束についた血を門柱に塗っていました。

   

この行事は、毎年、旧暦の8月10日に行われています。
右の写真は、ホラ貝を吹く大城信二さんと白い帽子の大城勇康さんです。

私はこの資料を奇跡的に手に入れたのですが、
南風原町の伝統文化資料館にも保管されていないと思います。

字、兼城(かねぐすく)だけで行われています。兼城公民館にお聞きください。

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